縫田光司の詰将棋(伝統ルール)作品たち(作成中)
- 大道棋は含めていますが、いわゆるフェアリー詰将棋は含めていません。
- 発表先・年月情報の調査の一部には詰将棋同一検索ページ(空気ラボ@エモン様)を利用しました。また「詰将棋パラダイス(……)」の括弧内は詰将棋パラダイス誌の発表先コーナー名です(一部、正式名称とは異なる記載がある可能性があります)。
- 局面画像の作成にはソフトウェア「将棋所」を使用しています。

1994年12月発表:詰将棋パラダイス(ヤング・デ・詰将棋)
「曲詰を作ってみました」的作品。
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1995年1月発表:詰将棋パラダイス(小学校)
「この頃からこういう狙いが好きだったんだなぁ」とほのぼのする作品。ただし66金は不要駒っぽい。
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1995年1月発表:詰将棋パラダイス(保育園)
「この頃からこういう狙いが(以下同文)」。メタ的に読むと持駒を使うためには初手が必然なのが惜しい。
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1995年2月発表:詰将棋パラダイス(ヤング・デ・詰将棋)
…なんかこの頃同じような作品ばかり作っている気が…。あと93桂は不要駒っぽいのだが、どんな余詰筋を警戒してたんだろうか。
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1995年2月発表:詰将棋パラダイス(新人コンクール)
ウグイス図式で、捨駒に打った香に対する連続桂合。絶対手とはいえ一応は序も入って、ちゃんと「作品」してますね。
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1995年3月発表:詰将棋パラダイス(ヤング・デ・詰将棋)
どんな狙いで作った作品か憶えていない。作者以外の人から見たら初手に紛れはあるのだろうか。
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1995年5月発表:詰将棋パラダイス(D級順位戦)
狙いはわかるけど55の歩が露骨ですよね…。なお、15の銀は歩でよいのではと思ったら、9手目から23で清算して24飛の筋で余詰むので、ちゃんと銀である意味があった模様。
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1995年5月発表:詰将棋パラダイス(小学校)
狙いが明確なところまではよいとして、どうやら4手目の変化が変同っぽいのはさすがに厳しいという印象。
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1995年5月発表:詰将棋パラダイス(ヤング・デ・詰将棋)
初手と3手目の対比プラス2手目の変化手順の間の対比。
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1995年5月発表:詰将棋パラダイス(創棋会作品展)
作意手順を忘れていたので解き直してみたら初手の紛れに見事に嵌ってしまった。なお発表先コーナーについて、私は創棋会に入っていたわけではなく単に作品展の作品を一般募集していたという経緯だったはず。
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1995年7月発表:詰将棋パラダイス(中学校)
いかにも桂馬がたくさん飛び跳ねそうな初形である。
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1995年7月発表:詰将棋パラダイス(詰将棋デパート)
無仕掛対子図式でミニ市松模様っぽい初形。私の作品にしては珍しく、名刺に書きやすいすっきりした作品である。
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1995年9月発表:詰将棋パラダイス(ヤング・デ・詰将棋)
初手一発の出オチ作品。例の趣向手順の入門編としては丁度良いかもしれない。
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1995年10月発表:詰将棋パラダイス(D級順位戦)
いわゆる「成らせもの」。狙いはわかるとしても順位戦向きの作品ではないですよね…。
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1995年11月発表:詰将棋パラダイス(保育園)
3手目に攻方角銀の連携を外す手が面白いと思って作った記憶がある。とはいえこの図だと紛れらしい紛れがないのが…。24飛を25飛に変える方がまだ紛れが増えるのかもしれない。
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1996年2月発表:詰将棋パラダイス(詰将棋デパート)
趣向作。珍しい味わいの趣向だったようで、コーナー担当者にえらく気に入ってもらえて(新人向けのご祝儀だったのかもしれないが)「デパート半期賞」を受賞した作品である。詰パラ発表作で唯一の受賞作品ということもあり思い出深い作品である。
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1996年2月発表:詰将棋パラダイス(幼稚園)
4手目44玉の変化で33の桂が裏側からピンされているのが面白い、と当時の私は思ったような記憶がある。
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1996年3月発表:詰将棋パラダイス(小学校)
狙い自体はよく表現できていると思うのだが、どうやら3手目33同角成~44馬の筋で余詰んでいる模様(今見ると確かに「まぁそりゃ余詰むよな」という配置ですね…)。とりあえず、58香を受方58歩にして、攻方64銀と受方43桂を追加することで修正。
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1996年3月発表:詰将棋パラダイス(ヤング・デ・詰将棋)
曲詰「へ」+無防備図式。6手目に取らずに逃げた際の変化と作意手順との対比がちょっと面白い…か?
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1996年4月発表:詰将棋パラダイス(高等学校)
馬を大きく使っての邪魔駒消去が狙い。舞台装置を作るための序もそこそこうまく逆算できたと思う。なお、16とは3手目23銀成として後で15馬と出る余詰筋を消している。
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1996年4月発表:詰将棋パラダイス(保育園)
盤面銀一色。手順自体は単純な退路封鎖で初心者向け。
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1996年5月発表:詰将棋パラダイス(D級順位戦)
打診中合から始まる3連続限定合。さっさと終わる収束も私好みなのだが、どうしても初形に苦しさが出てしまっている。
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1996年5月発表:詰将棋パラダイス(ヤング・デ・詰将棋)
一応曲詰なのだが逆算が苦しいこともあり、終盤の守備駒を釣り上げまくる手順の方が主眼といえるかもしれない。
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1996年6月発表:詰将棋パラダイス(幼稚園)
初心者向けの合駒読み練習問題、といった雰囲気。
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1996年8月発表:詰将棋パラダイス(保育園)
「移動合」という概念を説明するための例題、という感じがする。
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1996年8月発表:詰将棋パラダイス(詰将棋デパート)
一目瞭然の軽趣向作。安直とはいえ舞台装置を「作ってから壊す」ための序も入れられたのでよかった。
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1996年8月発表:詰将棋パラダイス(大学)
狙いを実現できたことには満足しているけれども、その後がいかにも「狙いを実現した後の収束には興味がありません」という手順ですよね…。
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題名「もぐら」
1996年9月発表:詰将棋パラダイス(中学校)
曲詰。「りゅう」の字が違う(本当は「龍」ではなく「竜」)のはご愛敬。
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題名「ゆりかご」
1996年10月発表:詰将棋パラダイス(大学院)
自身初の100手超え趣向作。手順は百聞は一見に如かずという感じで特に難しくはない。収束を簡単に済ませられた点も気に入っている。
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1996年11月発表:詰将棋パラダイス(大道棋教室)
大道棋の金問題。終盤まで逆王手絡みの手があって大道棋らしいかなと思うのだが、どうやら29手目57同香以下の余詰がある模様(いくら大道棋といってもこれは厳しい)。ひとまず攻方38歩を置けば余詰は消えるっぽい。
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1996年12月発表:詰将棋パラダイス(幼稚園)
純粋な手数稼ぎのための捨合。確か『〇手詰めパラダイス』的な何かの単行本に収録されていた気がする。狙いが明確なのはよいのだが、今見ると最終手の非限定がちょっと気になる(とはいえ、例えば11とを11王に変えてまで非限定を消したいかというと微妙である)。
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1997年1月発表:詰将棋パラダイス(詰将棋デパート)
邪魔駒消去2回の軽趣向っぽい雰囲気の作品。
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1997年1月発表:詰将棋パラダイス(短期段位認定)
連続合からの打歩詰誘致のための移動合。打歩詰に関わる持駒の歩を限定中合で発生させられた点と、収束があっさりしている点が好み。
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(作品はこちら)題名「最後の審判」
1997年1月発表:詰将棋パラダイス(特別出題)
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1997年2月発表:詰将棋パラダイス(中学校)
珍しく捨駒満載の手筋もの…だったのだが、残念ながら発表時に余詰の指摘があった(初手95金~76角~94角の筋)。攻方65香を攻方65歩+54歩に変えるとどうやら完全作になる模様。
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題名「二人三脚」
1997年2月発表:詰将棋パラダイス(大学院)
自身最長手順の作品。「二人三脚」という題名ではあるが、手順的には左の角(馬)が主役で右の角がサポート役という趣である。
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1997年3月発表:詰将棋パラダイス(詰将棋デパート)
初手の限定打から3手目までの流れが主眼の作品。
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1997年3月発表:詰将棋パラダイス(中学校)
受方飛車の翻弄。絶対手とはいえ捨駒の序が入ってよかった。
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1997年5月発表:詰将棋パラダイス(中学校)
初手に壁の裏側へ金を放り込んでから王を寄る手の味が狙い。
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1997年5月発表:詰将棋パラダイス(小学校)
いわゆる「禁じられた遊び」手筋を利用して開王手の位置を限定するという狙い。簡潔に実現できた点も含めて自作の中では特にお気に入りの作品の一つである。
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1997年7月発表:詰将棋パラダイス(短期大学)
簡素形から限定合4回。「素材の味だけで勝負しています」という趣の作品ではあるのだが、24の香を歩にすると15手目から34角~22龍~13香成の筋で余詰む(36桂を防いでいる)ので油断大敵。
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1997年9月発表:詰将棋パラダイス(詰将棋デパート)
初形曲詰「ナツ」連作のうちの一つ。手順は(持駒金一色の趣向も含めて)よくあるけれども今回の設定にうまく当てはめられた。
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1997年9月発表:詰将棋パラダイス(詰将棋デパート)
初形曲詰「ナツ」連作のうちの一つ。限定合2回に邪魔駒消去と初形曲詰としてはまずまずの手順だとは思うものの、13手目の非限定が痛すぎる。
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1997年9月発表:詰将棋パラダイス(中学校)
両王手のラインを悠然と横切らせる初手~3手目の味が狙い。
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1997年9月発表:詰将棋パラダイス(大学院)
大道棋の金問題風のはがし趣向+ちょっとした罠…のつもりだったのだが、どうやら17手目86馬~83銀成~63飛成の筋などいくつか余詰がある模様。修正案は一旦保留。
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1997年11月発表:詰将棋パラダイス(ヨチヨチスペシャル)
ユーモア作なのだが少しだけ変化手順がある。
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1997年11月発表:詰将棋パラダイス(大道棋教室)
大道棋の銀問題。といっても手順が変則的なわりにあまり紛れがないが…。
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1998年1月発表:詰将棋パラダイス(高等学校)
軽めの双玉問題。初手銀成(あるいはと金)で行くと13飛やら15角やらの筋で逃れる。
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1998年3月発表:詰将棋パラダイス(幼稚園)
移動捨合入門編。
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1998年5月発表:詰将棋パラダイス(小学校)
攻方桂の4段跳ね最短手数(ただし、この構想自体には前例があったことを結果稿で指摘された)4手目の変化はわりとうまく処理できたと思う。なお、発表時の短評で「形が広がりすぎ」(←大意)というものがあり、「そりゃ桂馬が9段目から1段目まで跳ねる作品なんだから形は広がるでしょうよ」ととてもうんざりしたことをよく憶えている。
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1998年6月発表:詰将棋パラダイス(ヨチヨチルーム)
成生打診捨合の簡潔な表現。なお、どうやら12の香は歩でもよかった模様である(一体どの筋を警戒したのだろう…)。
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1998年12月発表:詰将棋パラダイス(幼稚園)
連続限定合。この手の作品で銀合が入るのはちょっと珍しいかもしれない。
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1998年12月発表:詰将棋パラダイス(短編コンクール)
連続飛合。21の成香が露骨なので、21をと金にして45を香にする方がよかったかもしれない。
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1999年2月発表:詰将棋パラダイス(小学校)
初手から「飛角金銀桂香歩」の順に着手するという趣向作。確か何かの単行本に収録されていた気がする。
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1999年8月発表:詰将棋パラダイス(幼稚園)
簡素形で移動合2回。初心者向けに移動合を説明するための作品という感じ。
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1999年9月発表:詰将棋パラダイス(幼稚園)
明確な狙いがあってそれを駒数少なく端的に実現できた、という点でお気に入りの作品の一つ。
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1999年9月発表:詰将棋パラダイス(中学校)
金→角の連続合というのはちょっと珍しいかもしれない。
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1999年12月発表:詰将棋パラダイス(大道棋教室臨時)
香歩問題。特有の誘い手を何も知らない人には何が面白いのかわからない作品になってしまっていると思う。
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2000年2月発表:詰将棋パラダイス(高等学校)
連続限定合。駒種の選択は難しくないが、中合が必要な理由はちょっと面白いかもしれない。取った合駒をどちらも捨駒にできたのはよかった。
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2001年1月発表:詰将棋パラダイス(別冊幼稚園)
連続限定合。合駒の選択は難しくはない。収束で捨駒を入れられたのは良かった。
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(作品はこちら)
2011年4月発表:ウェブ(Twitter)掲載
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(作品はこちら)
2011年4月発表:ウェブ(Twitter)掲載
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(作品はこちら)
2011年5月発表:ウェブ(Twitter)掲載
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(作品はこちら)
2011年5月発表:ウェブ(Twitter)掲載
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(作品はこちら)
2011年5月発表:ウェブ(Twitter)掲載
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(作品はこちら)
2011年5月発表:ウェブ(Twitter)掲載
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(作品はこちら)
2011年5月発表:ウェブ掲載
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(作品はこちら)
2020年3月発表:ウェブ(Twitter)掲載
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(作品はこちら)
2021年4月発表:ウェブ掲載(つみき書店)
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(作品はこちら(上図))
2024年7月発表:ウェブ(Twitter)掲載
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(作品はこちら(下図))
2024年7月発表:ウェブ(Twitter)掲載
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2024年9月発表:詰将棋メーカー
20年以上前に作りかけになっていた(恐らく、余詰が消せなくて放置していた)作品を一応形にしたもの。初手から4手目までの手順を成立させるために相当無理をしている。
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2024年9月発表:詰将棋メーカー
前作と同じく、20年以上前に作りかけていた作品を供養したもの。手順は狙い通りだが、収束用の駒が多いのが気になる。
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2024年9月発表:詰将棋メーカー
2手目と4手目の対比が狙い。以降20手以上収束が続くのは我ながらいかがなものかと思う。
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2024年9月発表:詰将棋メーカー
やはり20年以上前に作りかけていた作品の供養。改めて推敲したら駒が1枚減った。なお、53龍の置き場所を43に変えると余詰が発生する模様。
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2024年9月発表:詰将棋メーカー
これも20年以上前に作りかけていた作品の供養。狭いところで強い合駒をたくさん出すので余詰消しに苦心している。
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2024年9月発表:詰将棋メーカー
これも20年以上前に作りかけていた作品の供養。どうせなら香を4枚並べてみたくなるのだが(過去の私も絶対に考えただろうと思うのだが)、もし可能でもかなり無理作りになるだろうから、このぐらいが丁度よいのかもしれない。
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2024年9月発表:詰将棋メーカー
これも20年以上前に作りかけていた作品の供養。もうちょっと形を何とかできるかなと思って考えてみたものの意外といじりにくかった。
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2024年9月発表:詰将棋メーカー
20年以上前に作っていた作品。元々は序の2手が入っていなかった。今見るとありがちな手順ではあるのだが比較的簡素な形でまとまったので供養しておく。
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2024年9月発表:詰将棋メーカー
20年以上前に作っていた作品。今回推敲したら2手逆算できることに気が付いた。ずいぶん単純な機構なので類作があるのではないかと疑っている。
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2025年3月発表:詰将棋メーカー
20年以上前に作っていた作品を推敲してみたら、駒数が減って、配置のバランスも少し良くなった気がしている。香を品切れにせざるを得なかったのが残念ではあるが、比較的単純な機構で実現できている点と、収束用の駒が少なくて済んだ点が気に入っている。
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2025年3月発表:詰将棋メーカー
合駒制限の配置が強引ではあるが、簡潔な仕組みでの連続合の実現が狙い。
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2025年3月発表:詰将棋メーカー
前作の変化手順を作意に据えた作品。
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2025年3月発表:詰将棋メーカー
前作、前々作と似た仕組みで4手目の合駒の種類を変えた作品。なお、74を斜めに利く駒にしているのは9手目87とからの余詰消しで、95を飛ではなく龍にしているのは最終手76飛からの余詰消し。
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2025年4月発表:詰将棋メーカー
前3作と似た仕組みで4手目の合駒の種類を変えた作品。なお、23のと金を省くと5手目22飛からの余詰があり、23を例えば桂にしたり13を例えば香にすると5手目23とからの余詰がある。
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2025年4月発表:詰将棋メーカー
前4作と似た仕組みで4手目の合駒の種類を変えた作品。
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2025年4月発表:詰将棋メーカー
20年以上前に作っていた作品を推敲してみたら、駒数が減って配置のバランスも少し良くなった(合駒制限のための成桂2枚には目をつぶるとして)。
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2025年4月発表:詰将棋メーカー
こちらのコーナーの穴埋めのために拵えた作品。最初は4手目香合を品切れにする配置にしていたのだが、よく読んでみたら香合が割り切れていることに気が付けたのは幸運だった。
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2025年4月発表:詰将棋メーカー
20年以上前に作っていた作品を推敲してみたら駒数が少し減った。それでも狙いを強引に成立させているので無理な配置が目立つが。
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2025年4月発表:詰将棋メーカー
こちらのコーナーの穴埋めのために拵えた作品。できれば何か序奏を入れたかったところだが…。