詰将棋の話(19)

(2024年8月14日)

将棋盤面/攻方11飛12金13金14銀21角22金23金24銀31成香32香33銀36飛46角74香87歩89王91成桂92成桂93桂99桂/受方77銀84歩85と94と95と96玉98香/持駒歩
(Twitterにて、2024年7月11日)

将棋盤面/攻方17金18金19飛27金28金29角32角37銀38銀39銀43龍78王96歩/受方68銀74香75と86香97と98玉/持駒香
(Twitterにて、2024年7月11日)

Twitter上で、@math26氏による以前のツイート

昔近代将棋で「香が1枚あれば詰むがそれ以外の駒を何枚持っても詰まない局面」を募集したとき(後略)
を踏まえて
このとき「歩が1枚あれば詰むがそれ以外の駒を何枚持っても詰まない局面」も載っていて、いま興味を持たれた方はぜひお考えください(後略)
とツイートされていたのを目にして、歩バージョンを作ってみたのが上記の前者の図で、折角なので香バージョンも作ろうと思ったら(ほぼ)歩バージョンの縦横を入れ替えるだけでできると気が付いて作ってみたのが後者の図です。ここで「それ以外の駒を何枚持っても…」は「それぞれの駒について本来の枚数制限よりも多くの駒を攻方に持たせることができる(受方がその駒を取ったら通常通りに持駒として使える)」といった意味に解釈しています。
なお、特に前者の図については余詰を怖がりすぎて過剰な守備にしてしまっていますが、94のと金は不要駒なんじゃないかなと思っています。